今回は、職場見学への心構えについてまとめました。
・何に気をつけて準備をすればいいのか分からない
・本番緊張して上手く話せないかも
という方の参考になればと思います。
テクニックの話ではないのですが、短い記事ですので、準備に取り掛かる前にサラッと目を通していただけると幸いです。

準備も何から手をつけていいかわからない。



自分のための職場見学にする、という気持ちが大切です。
派遣の職場見学は、採用面接とは異なる
前提として、派遣の職場見学は、正社員採用面接とは異なることを理解しておきましょう。
正社員面接は、面接官が履歴書と職務経歴書を見ながら、あらゆる質問を繰り出してくる緊迫した場面という感じですが、派遣の職場見学における面談はガチガチなものではなく和やかなケースが多いです。
なぜなら、派遣先が派遣社員の選考行為を行うことは派遣法で禁止されているためです【派遣法26条】。
(現実では選考のようなことは存在します。それでも和やかな面談が多いです)
正社員採用面接よりもリラックスして臨めますので、職場見学では自分が聞きたいことをちゃんと聞けるように頑張りましょう。
※ただし、適度な緊張感は持ちましょう。本番では社会人マナーや笑顔での受け答えなど心掛けましょう。
その派遣先で働くイメージを膨らませる
派遣会社の担当者から、仕事内容の説明をもらっていると思いますので、実際に自分自身がそこで働いている想像をしてみましょう。
●1日や1週間の仕事の流れ
●就業先の場所、通勤の手段や時間
●プライベートや家庭との両立できるか
このようなことをイメージしてみるのです。
例えば、保育園のお子さんがいらっしゃる方の場合、何時に家を出る、何時に会社を出ないといけない、など、交通手段や使用する駅やルートで変わってきますので、現実的にその職場で働くことができるのか改めて確認しておきましょう。
働く上で、不安なこと、疑問なことをチェックしておく
その派遣先で働くイメージは、完璧には出来ないですよね。
情報として足りない部分はイメージによってピックアップされたと思いますので、それを職場見学のときに見たり聞いたりして確認すればOKです。
※職場見学前に派遣会社担当者に聞いてもいいのですが、細かなことまでを把握していない可能性も充分あります。「〜だと思いますよ」という回答が多い場合、確信がない回答が多い場合、ちょっと怪しいです。
そんな時は、「私から職場見学で先方様に確認したいと思います」と言ってしまってOKです。職場見学で派遣先に直接確認するのが一番確実ですしね。
まとめ:自分のための職場見学にしよう
働いてみないと分からないことも勿論ありますが、働く前に確認できることは全部職場見学で解決しましょう。
派遣求職者にとって、職場見学は、疑問や不安を直接解消できる絶好の場なのです。
就業開始してみて、「思っていたのと違う」と感じ、すぐ辞めてしまうことがないように。
あと、職場見学を楽しみましょう。
普段、いろんな会社や職場と触れることは、あまりないのではないでしょうか?
その業界のプロフェッショナルなお話など聞けるかもしれません。
折角お伺いするので、最大限興味を持って臨んでみてはいかがでしょうか。
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